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BCNは、11月7日、販売店の実売データ「BCNランキング」をもとに、薄型テレビやパソコンなどのデジタル家電について
2012年10月までの最新の販売動向を解説する記者会見を開催した。テーマは、「スマホ化するPC、取り残されるテレビ―激化するデジタル家電の主導権争い」。
○前年実績を下回るパソコン市場 厳しい状況の中タブレット端末が好調
会見の冒頭、道越一郎アナリストは「先月発売したWindows8の出足が鈍い。
OSが新しくなったタイミングでPCを買い替える時代ではなくなった」と、パソコン市場の厳しい状況に触れた。
パソコン(デスクトップPC・ノートPC・タブレット端末)の対前年比は台数ベースで
9月が102%、10月が101.8%とかろうじて前年実績を上回ったが、金額ベースでは9月が95.1%、
新OSのWindows8を搭載したPCが登場した10月は89.7%と落ち込んでいる。
厳しいパソコン市場のなかで唯一好調なのがタブレット端末だ。
パソコン全体の販売台数に占める構成比は、9月はデスクトップがPC15.3%、タブレット端末が14.9%と僅差だったが、
10月にはデスクトップPCが14.7%、タブレット端末が19.5%、ついにタブレットがデスクトップを上回った。
タブレット端末が2割を超える日もそう遠くない。
タブレット端末は、12年3月発売の第3世代iPadの影響で、3月の販売台数は前年同月比655%という
驚異的な伸びを見せ、その後も150%前後で好調に推移。10月も154%だった。
メーカー別では、これまで「iPad」を擁するアップルの独壇場だったタブレット端末市場に、10月、変化が起きた。
ASUSTeKが7インチのAndroid搭載タブレット端末「Nexus7」を発売し、appleの40%に迫る37%のシェアを獲得した。
新モデルの発売直後のことなので、割り引いて考えなければならないが、市場の様相が変化しつつあるのは間違いない。
年末にAmazonの「KindleFire」やWindows8搭載タブレットなどが続々登場する予定だ。
appleの独走に終止符が打たれ、今後は混戦模様になっていくだろう。
タブレットの画面サイズ別では、これまでiPadを含む8~10インチ未満が主流だったが、
iPadminiやNexus7が出てきたことで、8インチ未満が10月に52%と急激にシェアを伸ばし小型にシフトしている。
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