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大阪府警は８日、警察官の採用について、試験問題を簡略化する一方、１次選考から志望動機や体力面を評価する方法に改め、来年度から実施すると明らかにした。
採用から間もない辞職が相次いでおり、警察官の職務に対する熱意や適性などを見極めるのが狙い。
警務課によると、従来は１次で教養問題、２次で面接と論作文、体力検査で選考していたが、来年度からは１次の試験科目として、企業が書類選考などに使うエントリーシートを全国警察で初めて導入。
志望動機を評価対象とし、警察官必修の柔道、剣道の経験者には段位に応じて加点する。
教養問題は歴史や物理などの人文・自然科学の出題をなくし、国語、数学などの基礎学力や一般常識などに限定する。２次の体力検査は腕立て伏せなどの回数を細かく点数化して評価に加える。
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