12/11/07 09:40:47.66 JbMzZwTJ0 BE:2460140257-BRZ(10464) ポイント特典
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大人になったときに肥満などを発症するリスクが高い低出生体重児(出生時体重が2500グラム未満の新生児)の出生率が増加している。
若い女性のやせ体形の増加や妊娠中の体重増加量が少ないことなどが原因とみられる。次世代の健康のためにも若い女性の食生活改善が急務となっている。(平沢裕子)
◆厳しい指導影響?
日本ではかつて、「小さく産んで大きく育てる」のが善しとされてきた。
しかし、近年の研究で、低出生体重児は成長後に肥満になりやすく、心血管障害による死亡率が高いなど、標準体重児に比べて将来、病気になるリスクが高いことが指摘されている。
日本で生まれる子供に占める低出生体重児の割合は、約30年前の昭和55年の5・2%から平成21年は9・6%とほぼ倍増。
背景に、日本女性の強いやせ願望によるやせ体形(BMI=体格指数、体重「キロ」を身長「メートル」の2乗で割った数値=18・5未満)の増加や妊婦に対する厳格な体重増加制限などがあるとみられる。
浜松医科大学付属病院の伊東宏晃教授は「日本の20代女性は4人に1人がやせ体形。
この女性たちの多くは、妊娠した場合も同じ食生活を継続するとみられ、低出生体重児を出産するリスクが高い」と懸念する。
また、日本では長い間、妊婦の体重が増え過ぎないよう厳しい指導がなされてきた。
日本産科婦人科学会の妊婦体重増加指針は、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)を予防することが目的だ。
摂食制限は治療に有効なことは確認されているが、予防にも有効かどうかの科学的根拠はないという。やせ体形の若い女性が増える中、厳しい体重管理は低出生体重児増加の一因ともみられている。
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(続く)