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「輪廻転生」草花で描く 東山の妙法院、ふすま絵新調
京都市東山区の妙法院は１１月２日から、日本画家の石踊達哉さん（６６）＝東京都＝が描いた瑞龍
殿のふすま絵を一般公開する。昨年秋に新調した計３２面で、３１日、関係者に披露された。
東日本大震災後に制作された「輪廻転生（りんねてんしょう）」は、大輪に絡まる草花が大地に種を落
とす様子を斬新な図柄で表現。花鳥画の「断雲四季草花図（だんうんしきそうかず）」は、梅やハスの花
、紅葉のモミジなどを８面構成で繊細に描いている。
瑞龍殿は２年前、天皇、皇后両陛下が訪問時に休憩された木造の客殿。石踊さんは、金閣寺方丈の杉戸絵の制作などで知られる。
京都古文化保存協会の「秋の非公開文化財特別公開」の一環で１８日まで公開する。有料。
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