12/10/20 00:58:08.57 uaZa/zuC0 BE:2376685875-2BP(5001)
sssp://img.2ch.net/ico/nono_folder.gif
パキスタンでイスラム原理主義の反政府勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」メンバーに
頭を撃たれたマララ・ユスフザイさん(15)が、手助けを受けながら立ち上がるまでに回復した。
治療に当たる英病院の担当医が19日、明らかにした。
英国ではマララさんを反イスラム過激主義の象徴にしようとする動きが起きている。
英BBC放送によると、マララさんは銃撃後初めて立ち上がったほか、自分で書くこともでき、「自由にコミュニケーションをとっている」。
しかし銃撃が原因の感染症の兆候が見られ、医師たちが注意深く治療に当たっている。
マララさんはタリバンから脅迫を受けながらも、少女が教育を受けられる権利を訴えて撃たれた。
脅迫は今も続いており、身辺警備は強化されているという。
ヘイグ英外相は16日付の英夕刊紙イブニング・スタンダードに
「マララはパキスタンの未来をめぐる戦いを象徴している」と題する論文を寄稿。
「われわれはみな、パキスタンのタリバンがマララさんを冷酷に殺害しようとしたことに憤慨している」として、
15歳の少女が過激主義との戦いのカギとなることに期待を示した。
また英国が今後4年間で400万人のパキスタンの児童・生徒を支援し、
4万5千人の教師育成のための援助を行うとも約束した。
英国では、同紙が「私たちはマララ」と題した支援活動を早々と開始。
タイムズ紙も「パキスタンは国を良くするための歴史的な好機を逃してはいけない」と主張するなど関心が高まっている。
米英軍は無人機によるイスラム武装勢力掃討作戦で民間人にも犠牲者を出しており、
パキスタン政府に強く批判されてきたが、今回はパキスタン政府も憤りを表明。英国での動きには事件を機に批判を和らげる狙いもありそうだ。
一時は重体となった15歳の少女が国際政治の表舞台に躍り出た形で、
マララさんが入院中の病院に「マララの親戚」と称する人たちが押しかける騒ぎも起きている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)