12/09/30 23:45:36.28 G4JOWIs7i● BE:2410905694-PLT(12100) ポイント特典
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英国のキャメロン首相は9月28日、訪問先のブラジルで、英BBC放送などに、
英国の欧州連合(EU)脱退の是非を問う国民投票を次期総選挙後に行う意向を示した。
EU加盟国でありながらユーロ圏には属さない英国で、
ユーロ圏の債務危機をにらみながら
EUからの脱退を含む議論が高まってくるものとみられる。
キャメロン首相は
「英国とEUの関係について新しい決定が求められている。
それには(国民の間に)新たな同意が必要だ」
とし、英国が将来、EU加盟国であるのか否かを問う国民投票の必要性を強調した。
英国で欧州との関係を争点とする国民投票は1975年以来行われていない。
ユーロ圏17カ国で政治的・財政的統合を促す動きが加速する中、英国の孤立は深まりつつある。
首相は、ユーロ圏との親密な経済関係が「EUとの関係を変えるいい機会だ」
とも述べ、EU脱退が英国の国益にならないとの見方を示した。
だが、英国では、ユーロ危機を契機にEU脱退論が与党・保守党系議員や
支持者らの間で高まっている。2015年から14年に前倒しされるとの
予測もある総選挙に向けて議論を主導し、
国家の方向性を決めるリーダーシップを発揮するのが首相の狙いといえそうだ。
報道では、キャメロン首相のブラジル訪問には、英航空・防衛大手BAEシステムズなど
英防衛産業6社の最高幹部も同行。軍備拡張に動く新興国を狙った
「武器外交」でもリーダーシップを発揮している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)