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映画「ALWAYS三丁目の夕日」が公開されて以降、昔を懐かしむ声をよく聞くようになった。
社会学者の宮台真司などは「当時ってあんなに町並み綺麗じゃないだろ。ドブくさくてたまらないだろ」
と突っ込みをひたすら入れ続けているが、ノスタルジーに浸りたい人びとは意外と多いのだろう。
05年に一作目が公開されて以降、人気は根強く今年初頭には第三作目が封切られた。
高齢者の方が過ぎ去りし日を懐かしむのはまだ理解できるが、この映画関連のテレビ番組で「昭和30年代に生まれたかった」と二十歳ぐらいの若者が答えていた。
椅子から転げ落ちそうになるとはこういうことを言うのか。
周りにそのような方がいたら是非この本を渡して欲しい。表紙からして萎えるはずだ。
ページを捲れば恐ろしすぎて「現代が大好きです」と背筋を伸ばして答えるに違いない。
少年犯罪、女性の自殺者数、感染症の死者数、寄生虫の感染率など約100のテーマを見開きで1テーマずつ取り上げており、「昔は良かった」幻想を見事なまでに打ち砕く。
「ALWAS三丁目の夕日なんて嘘っぱちだ!昭和30年代は地獄の3丁目だ」と定量的なデータを使って粉砕してくれるのだ。
出版社が出版社だけにシモ系やら犯罪系やらのトピックスにも目をつぶらないのがなんとも素晴らしい。
例えば最近はロリコン野郎の犯罪が目立つ気がするが昭和30年代には敵わない。
「児童ポルノどころか幼女レイプも日常茶飯事」という項目によると、平成17年の幼児(小学生以下)のレイプ被害者は41人。
一方、昭和34-39年までは常に毎年400人以上を記録したという。
児童の数自体に違いがあるとはいえ、異常といえるほど多い気もする。
「当時残っていたのは人情ではなく欲情だ」とまとめているが上手すぎるシメである。
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