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著作権法が6月に改正され、10月1日に一部が先行して施行される。DVDなどに施された複製防止の暗号を
解除してコピーする行為は違法となる。
また、インターネットにある海賊版の音楽や映像を、海賊版だとわかっていてパソコンにダウンロード(取り込
み、保存)することは、これまでも違法だったが、刑事罰の対象となる場合も出てきた。
海賊版取り込み 罰則あり…DVDの暗号解除も違法
東京都の会社員男性(42)は、レンタル店で映画のDVDソフトをまとめ借りし、自宅のパソコンに取り込ん
でから鑑賞することが多い。「忙しいので、返却期限内に見終わらないことが多い。パソコンに入れておけば休日
にまとめて見ることができて便利」と話す。取り込みには暗号解除のための特別なプログラムが必要だが、「イン
ターネットで出回っており、そこで入手した」と言う。このような鑑賞方法をとっている人は少なくないという。
しかし、10月の改正法施行で、DVDに施されている著作権保護目的の暗号を解除して行う複製は、私的な目
的であっても、罰則はつかないが原則として違法行為となる。文化庁著作権課の壹貫田(いっかんだ)剛史さんは「解
除プログラムなどを提供する行為は改正前から違法でしたが、今回の改正でプログラムを利用してコピーを作ること
も違法行為となった」と説明する。
暗号は、DVDだけでなく、動画配信サイトで無料公開されている動画にも、通常はダウンロードできないように
かけられている。
もう一つの改正ポイントは、著作権者に無断で配信されている、いわゆる海賊版の音楽や映像をパソコンにダウン
ロードする行為。DVD販売されているなど有償で提示、提供されている音楽や映像のダウンロードは、罰則つきの
違法行為となり、違反すると2年以下の懲役または200万円以下の罰金、もしくはその両方が科される。
例えば、CDで市販されているヒット曲が自由にダウンロードできる状態だった場合。聞くだけでは違法ではない
が、パソコンなどに取り込んで保存する場合は違法行為になる。
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