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博報堂生活定点2010のデータを見ても、今の20代で「一人で外食をすることに抵抗はない方だ」
「趣味や遊びは人と一緒にやるより、一人でやる方が好きだ」「一人で過ごす時間を増やしたい」
「海外旅行に一人で行くことに抵抗はない」と考える人は、上の世代(30・40代や50・60代)と比べて多くなっています。
「便所飯」のように一人になることを過剰に怯える若者がいる一方、一人で過ごすことをエンジョイしている人たちを指す
「ソロ充(ソロ行動が充実している人のこと)」「ぼっち充(ひとり行動が充実している人のこと)」などの言葉もあります。
また、サービスサイドも、この増える「ソロ充」「ぼっち充」へのマーケティングとして、「一人焼肉店」や「一人カラオケ店」を作りメディアで話題になっています。
柏木 類(以下、柏木): 一般的に花火は、キャンプやお祭りに行ったときに友人と大勢で楽しむものです。
しかし、大勢で花火をすると、自分のやりたい花火を譲ったり、みんなで盛り上がることを求められ、
静かに光や香りを楽しめない面もあります。また、花火大会も、恋人や友人と見に行くのが普通だと思います。
しかし一人で花火大会に行った友達いわく、みんなで花火大会に行くと、場所取りや買い出し、
一緒に並ぶ時も友達が話題が尽きないようにと、花火を楽しむ以外に気を使うシーンが多々あり、
そういったことがわずらわしいそうです。
柏木: ここまで様々な若者の一人行動を紹介してきましたが、私たちが今回の調査を通して発見した最大のことは、
ネットワーク力の強い若者でも一人行動を行っている、ということです。
それは、ソーシャルメディアの普及によって、「一人行動がさみしい行為、イタイ行為でなくなったことに要因があると思います。
一人で行動しても、ツイッターで「一人○○なう。」と発信すれば、多くの友達からツッコミがもらえます。
みんなとシェアしているという安心感によって、一人でいるときの寂しさや孤独感がなくなり、
一人行動に対するハードルが下がります。バーチャルの場での繋がりが生み出す安心感が、
リアルの場での繋がりの必要性を薄め、若者の行動の幅を広げている面もあるのではないでしょうか。
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