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日本ハム 斎藤「ポリアンナ症候群」ではないか
<現実を直視できない>
二軍調整を続ける日本ハムの斎藤(24)が13日、社会人のJX―ENEOSとの練習試合に先発。
6回10安打4失点でKOされた。三回以外は毎回先頭打者を出す始末で、五回には3点本塁打も浴びた。
「逆球のホームランだったね。ミスしてやられるのはもったいない」
とは、わざわざ視察に訪れた栗山監督の落胆コメントだ。二軍降格後の6試合で計27失点。
ついにはアマチュアにまでボコボコにされたにもかかわらず、当の本人はショックを受けている様子もなく、
こう豪語したから周囲は目が点になった。
「結果じゃなく、やりたいことをやった。いつ(一軍に)呼ばれてもいい準備をしたい」
この日だけではない。8月にフューチャーズ(若手主体の混成チーム)戦で6回6安打5失点と炎上したときも、
「一軍で打たれなくても、二軍で打たれる選手もいるじゃないですか」と豪語。
毎回安打を浴びた今月4日の西武二軍戦後も、平気な顔でこうである。
「二軍で吸収したものを上でも出せるようにしたいですね」
プラス思考といえば聞こえはいいが、チーム内では「どういう神経をしてるんだ?」という声が出ることしきり。
「前向きなんじゃなくて、現実逃避してるだけなんじゃないですか」なんて言う選手も少なくないのだ。
「『ポリアンナ症候群』というのがあるでしょ。盲目的なポジティブシンキングによって、問題を解決する努力を放棄し、
自分の良い部分だけを見て満足するというアレです。斎藤の言動を見ていると、まさにそんな印象を受ける」
(つづく)
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