12/09/11 16:17:12.27 75h0k/NG0 BE:767849-BRZ(10001)
sssp://img.2ch.net/ico/anime_morara04.gif
>>1のつづき
4、5年前、森永氏が「オタクのカリスマ」と呼ばれる人物と渋谷でトークショーを行なった時のことだ。
そのカリスマが「自分はアダルトビデオを見て処理している」と発言したら、
オタクで埋まった会場からブーイングの嵐が起きた。「オタクならアニメを使え」というのだ。
そこまで2次元の世界にはまる“解脱”した若者が増えている。
森永氏によれば、オタクにとってはAKB48も、生身の女性ではなくキャラクターにすぎない。
また、久我氏によれば、若者が「今、彼女(彼氏)からメールがきた」「今日はこれからデート」などと言うので、
リアルの話だと思っていたら、
実は登録している恋愛シミュレーションゲームのことだった、ということがよくあるという。
しかも、冗談めかしてではなく、真顔で言っている。
「恋愛離れ」の背景には、恋愛や結婚に関する価値観の変化があるのだろうか
―「いや、そうではない」と社会学者の山田昌弘氏は話す。
「今でもほとんどの若者は、普通に結婚して、子供を持ち、男は仕事、女は家事と育児に勤しむという結婚観を持っています。
ところが、非正規雇用の未婚率が高いことが物語るように、経済力がないために結婚できない男性が増えたのです」
そして、結婚を諦めた男性が恋愛に消極的になり、草食化しているというのだ。
山田氏は、昔ながらの結婚観が変わったのではなく、変わっていないからこそ問題だと指摘する。
その結婚観に縛られている限り、結婚できない男性が増え続けるからである。
※SAPIO2012年9月19日号