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東京都による尖閣諸島の調査でクローズアップされたことの一つに魚釣島のヤギの問題がある。調査員が小型船で島を1周する間に12頭を目視で確認した▼
これはほんの一部で、最低500頭以上生息しているとみる専門家もいる。調査に当たった山田吉彦東海大教授は「ヤギが草や木の芽を食べてしまうために土壌がどんどん崩壊している」として、駆除の必要性を訴えていた▼
1978年に日本の民間政治団体が「領有権主張のための既成事実づくり」を目的に雌雄各1頭を放した。それが増えたとみられている。
天敵のいない島に草食動物を放したらどうなるか。浅知恵というしかない▼
その魚釣島と同じようなことがわが日光でも進行していることは、あまり知られていない。中禅寺湖半の森林では、林床の裸地化、土壌の崩壊が進んでいる。
こちらはシカが草や低木を食い尽くした結果だ▼
樹木の種子が発芽しても食べられてしまうから後継樹は育っていない。今ある木が寿命を迎えれば裸山になる。その前に大規模な土砂崩れが起きるだろう▼
シカの天敵であるオオカミを人は絶滅させた。狩猟が盛んな間はそれでもよかったが、近年はシカの方が圧倒的に優勢だ。魚釣島のヤギと日光のシカ。どちらも早く手を打たないと大変なことになる。
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