12/09/07 21:19:36.08 9Fyf7+99O
★もう逃げ場無し。核燃料プールがいつ満杯になるか計算してみたら、12年以上運転できるのはたったの3基だった。再処理工場(青森県六ケ所村)の貯蔵プールも、既に97%以上が埋まっている
▽12年の意味…むつ市の例から、中間貯蔵施設を新設するのに要する期間
◆核燃料プール 数年で満杯 6割が運転不可に
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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■全国の原発五十基のうち約六割の三十三基が、数年間稼働させれば使用済み核燃料プールが満杯になり、動かせなくなることが、各電力会社への取材で分かった。
『新たに中間貯蔵施設を造るには十年はかかり、使用済み核燃料を再処理しても、核のごみは減らず、再生される混合酸化物燃料(MOX燃料)は使う計画がない。原発の抱える深刻な問題がはっきりした』。
■これまでプールの空き容量は三割強あり、当面は何とかなるとされてきたが、個別に見ると状況はもっと厳しかった。
東京電力の福島第一5、6号機(福島県)や柏崎刈羽6、7号機(新潟県)は既にほぼ満杯。同社と原電は共同出資して青森県むつ市に中間貯蔵施設を建設中だが、まだ完成していない。仮に完成しても、六年ほどでいっぱいになる。
中部電力浜岡3、4号機(静岡県)、関西電力美浜1、2号機、大飯1、2号機、高浜1、2号機(いずれも福井県)などは一~三年分の空き容量しかない。
新しい号機のプールは比較的余裕があるものの、ほかの号機の使用済み核燃料を受け入れると五年前後で満杯になってしまう状況だった。
■『東電と原電以外は、再処理工場(青森県六ケ所村)の貯蔵プールを活用したいところだが、既に97%以上が埋まっている』。
■中間貯蔵施設を新設することも考えられるが、むつ市の事例も計画から『ほぼ完成まで十二年を要しており、とても各原発の厳しい状況には間に合わない』。
十二年分以上の残り容量があるのは、北海道電力泊3号機(北海道)、四国電力伊方3号機(愛媛県)、九州電力川内1号機(鹿児島県)の三基だけだった。