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日本選手団にもう一つの敵!? 食事が口に合わずストレスに
産経新聞 8月10日(金)14時53分配信
体操の田中和仁(撮影・川口良介)(写真:産経新聞)
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【ロンドン=内藤泰朗】ロンドン五輪で33個のメダルを獲得し奮闘する日本選手団だが、
選手村で提供されている食事が口に合わず苦労している様子が9日までに明らかになった。日本選手団の食事というもう一つの“敵”と戦いはいましばらく続く。
体操男子団体で銀メダルを獲得した田中和仁(27)は8日、ロンドン市内のジャパンハウスで会見し、選手村で提供されている料理について「食べられるものが少ない」と明かした。
たとえば、「焼いただけで味付けのない肉。みそ汁もあるんですが、入っているものが違う」という。
田中ら日本選手たちは、「日本選手のマルチサポートハウスにちょくちょく食事に行ってお世話になりました」と苦笑いした。
選手村の巨大レストランは24時間営業で、地元の英国をはじめ、インド、地中海、カリブ海など各国の料理を取りそろえ、「各国選手の要求にこたえられる」と胸を張る。
しかし、メダル数ナンバーワンの中国選手も「おなかいっぱいにはなるけれど、味の方はちょっと…。特に中華料理は味が落ちる」と話す。
日本オリンピック協会関係者も「食事が選手たちのストレスとなっていることは間違いない」と語った。
味にうるさい日本選手たちアジア勢は、英国流の日本料理に驚きながらも頑張っている。
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