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得てして期待されていない方が、選手ものびのびでき、いい結果に結びつくのかもしれない。
きのう、ロンドン五輪の男子サッカーで日本が優勝候補のスペインに大金星をあげたが、
「レベルが違う」と高をくくっていたスペインのみならず世界の鼻を見事にあかしてくれた。
▼日本人でも勝利を信じていたのは少数派だった。
新聞もテレビも開幕前に大きくとりあげたのは、同じサッカーでも「なでしこジャパン」ばかり。
解説者も負けを前提に「いかに善戦して次の試合に備えるか」といった話ばかりしていた。
▼雑草軍団と揶揄(やゆ)されてきた彼らだからこそ、「なにくそ!」と期するものがあったのだろう。
決勝ゴールを決めた大津祐樹選手は「奇跡だとは思っていない」と胸を張った。
直前まで「進化がない」と酷評されてきた関塚隆監督も「まだ予選を突破したわけではない」と冷静で頼もしい。
▼頼もしくなかったのは、短文投稿サイト「ツイッター」だ。
ちょうど日本が勝った前後にシステム障害が発生し、勝利の瞬間につぶやけなかった人が続出した。
世界では1億4千万人以上が影響を受けたという。
▼別に顔も性格もわからない他人と喜びを分かちあわなくても、とは小欄のつぶやきだが、
瞬時の「つぶやき」は、人の心をとらえるものらしい。
首相官邸前で行われている反原発デモの動員が増えたのも、ツイッターの威力によるところが多いんだとか。
▼確かにデモ参加者には、普通の主婦やサラリーマンら“一般人”も少なくないが、
要所に陣取っているのは過激派の活動家や労組員、政党関係者がほとんどだ。
疑われる方はツイッターに踊らされず、自分の目で確かめることをお勧めしたい。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)