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政策提言会議:高校再編などで注文−−県と全町村長 ／青森
県内の全３０町村長が共通の政策課題について県に提言する会議が１０日、青森市内であった。県側は三村申吾
知事ら執行部が出席。県が進める県立高校の再編計画や原子力政策を巡り、町村長から厳しい注文が相次いだ。
町村長らは、風評被害防止など東日本大震災の復興対策▽学校の防災機能強化など教育施策の推進
▽医師確保など地域医療対策−−など１４項目について要望。県側は協力する意向を示した。
質疑では、小野俊逸・中泊町長が高校再編計画について「少子化でなくしていいのか。必要な費用は出すので
地域のために残してほしい」と要望。橋本都教育長は「残そうとして再編案を考えた」と理解を求めた。
平田博幸・藤崎町長は「県内は原子力の国策に協力してきた。（立地地域として）国に発信する時期だ」と知事
に求めた。三村知事は「エネルギーのベストミックス（最適な組み合わせ）が重要と、しっかり申し上げてきた。
態度不明確ではない」と答えた。
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