12/06/28 14:51:02.26 u9tLxFN80 BE:17923223-PLT(12001) ポイント特典
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今年1月、札幌市白石区のマンションの一室で、遺体で発見された40代の姉妹は、生活保護申請が
認められず窮乏を極めて亡くなった。姉の佐野湖末枝さん(42歳)は失業中で昨年末に病死(脳内血腫)
しており、知的障害のある妹の恵さん(40歳)は姉の死後に凍死したとみられている。料金滞納で電気・
ガスも止められ、冷蔵庫の中は空っぽだった。
湖末枝さんは体調不良に苦しみながら就職活動や妹の世話をし、3度にわたって白石区役所に
窮状を訴えていた。ところが、最後の頼みの綱の生活保護を受けることができなかったのだ。
この事件を調査している「北海道生活と健康を守る連合会」(道生連)副会長の細川久美子氏は
次のように語る。
「姉妹の両親はすでに他界していて、頼る人はいませんでした。生活費は妹の障害年金(年額約80万円)だけで、
家賃は滞納、国民健康保険も未加入です。区役所の保護課も『厳しい状態』『要保護状態』にあることを
認識していました。2回目の相談のときには、非常用のパンの缶詰が支給されています。これは通常、
お金を落としてしまった生活保護受給者などに対して行われる珍しい措置です」
本来は権利であるはずの生活保護申請をさまざまな手口で阻止する役所の「水際作戦」によって、
’00年代後半から全国で餓死・孤立死・自殺・心中事件などの悲惨な事件が相次いでいる。
亡くなった姉妹の住居前で献花する支援者。妹の携帯電話には、姉が倒れて警察や救急車に何度も
助けを求めた発信履歴が残されていた
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