12/06/12 19:53:07.64 tlpQjKH+0
英マクラーレンが日本初上陸 若者の車離れに歯止めを
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
F1チーム「マクラーレン」のグループ企業、英マクラーレン・オートモーティブが3日、
アジア・太平洋地域で初めてのショールームを大阪・ミナミの心斎橋にオープン、高級スポーツ車を売り出す。
国内の自動車業界でも、低燃費やエコを追求した結果、本来の楽しさや面白さが低下したとの反省から、
トヨタ自動車が「86(ハチロク)」やホンダが「NSX」を復活させるなど、かっこよさをアピールする動きが活発化している。
(中略)
マクラーレンは昨秋、アジア・太平洋地域で計5カ所にショールームを設置する計画を発表し、大阪は第1号店。
すでに30件以上の販売の予約が入っており、「こだわりや楽しさを求めるお客さまに人気」(担当者)という。
高価格にもかかわらず、売れ行きが好調な理由は、アウディ・ジャパンの大喜多寛社長の
「国産車はあまりにもエコと軽に振りすぎで、楽しさが感じられない車が増えている」との言葉に尽きる。
こうした現状に国内メーカーも高級スポーツカーへのシフトを急いでいる。
トヨタは「十数年、スポーツカーを次々になくしてきた。それが若者の車離れにつながった」(豊田章男社長)と省みて、
4月6日に13年ぶりのスポーツカーとなる「86」を発売する。ホンダは「NSX」を3年以内に発売予定のほか、
イタリアのフェラーリも同社の市販車としては最速性能の「F12ベルリネッタ」を発表した。
りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員は、昭和50年ごろのスーパーカーブームの印象が強い中高年層の消費を誘う一方で、
若年層の自動車への興味を喚起する狙いがあると指摘。「コストや燃費だけを重視する車では競争が激しくなり、市場は縮小する。
趣味志向の要素を取り込むことで付加価値を生みだし、市場を長期に維持、拡大したいというメーカーの反省や狙いがみえる」としている。(伊豆丸亮)