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消費者庁が報道否定―SNSのコンプガチャ問題
SNS各社が提供するソーシャルゲームのコンテンツが違法に当たるとして、報道各社が消費者庁が中止を要請すると報じた。これに対して、消費者庁は記事の内容を否定している。
■ 福嶋消費者庁長官のコメント
消費者庁において景品表示法など、法律関連を管轄する表示対策課では、今回の報道について否定的なコメントをしている。担当者によると、4月24日に行われた、福嶋浩彦消費者庁長官の定例会見に
おいて、読売新聞側からソーシャルゲームに関する消費者庁側の見解を求められたという。会見の問答は、同庁のWebサイトに会見要旨として掲載されている。
福嶋長官は24日の会見において、「問題は、消費者庁としても注目して動きを注意深く見ている」
と話し、SNS事業者が自主的な取り組みを始めていること、協力できるところは消費者庁としても協力するとの見解を示した。
さらに、「結論を出していない段階で、余談で話すことは避けたい。ソーシャルゲーム上のガチャなど、それ自体が直接景表法上で問題が生じる対象になることではないと思う」と述べ、
コンプリートガチャの手法については、「場合によっては景品に当たるということも考えられる」と語った。
福嶋氏は、消費者庁としてはまず、「考え方を整理し、考えを示すことが必要なのではないか。検討しているところである」とコメントした。
■ 報道を真っ向から否定
問われるのは、景表法における「絵合わせ」行為だ。表示対策課の担当者は、「会見で長官が指示
した通り、検討が始まった段階。中止要請や措置命令などは何も決定しておらず、そういった考えもない。事業者名を出したこともない」とする。
担当者は、検討結果を公表するかどうかも現時点では未定であるとし、報じられた件について、「記事内容とは異なる」と否定している。
(津田 啓夢) 2012/5/7 15:20
URLリンク(k-tai.impress.co.jp)
津田 啓夢さん @boobyn
ご尊顔
URLリンク(si0.twimg.com)
>福嶋消費者庁長官記者会見要旨
>(平成24年4月24日(火)14:59~15:18 於)消費者庁6階記者会見室