12/05/04 22:18:13.47 1bQmT3oGP BE:3539542087-PLT(12001) ポイント特典
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URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
日本が朝鮮半島を植民地支配した韓国併合(一九一〇年)以後の在日韓国・朝鮮人の
歴史をたどる企画展「『韓国併合』100年と在日韓国・朝鮮人」が、新宿区大久保一の
高麗博物館で開かれている。戦前、戦中を扱った二〇一〇年の展示に続き、戦後に
焦点を当てた「後編」で、在日の直面してきた現実を約四十枚のパネルで紹介している。
展示は、一九四五年に植民地支配から解放されながら、政情不安もあって約六十万人
が日本にとどまらざるを得なかった経過からひもとく。豊富な文献や証言などから、戦後の
日本国内での社会状況をたどっている。
「例えば就職も難しく、部屋もなかなか借りられない。在日が受けてきた痛み、苦しみに
日本人はあまり目を向けてきませんでした」と、博物館理事の李素玲(イソリョン)さん(75)。
日本国内で生まれ育った四世、五世に定住志向が強まる中、「ともに社会を形成する
未来に向けて、認識の差を埋めておくことが必要なんです」と強調する。
八月二十六日まで。期間中、東北朝鮮初中級学校の校長らによる講座もある。
月・火曜日は休館。入場料は四百円、中高生二百円。問い合わせは、高麗博物館
=電03(5272)3510=へ。 (鈴木学)