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香川MVP巡り地元メディアで論争
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-sports.co.jp)香川mvb巡り地元メディアで論争/
ドイツ・ブンデスリーガは２１日、当地などで行われ、日本代表ＭＦ香川真司（２１＝ドルトムント）が所属するドルトムントは
ボルシアＭＧに２－０で快勝しリーグ２連覇を達成した。先発した香川は１－０の後半１４分に優勝を決定付けるゴールを決め、
今季ゴール数を１３と伸ばした。優勝も決まり、メディアの注目はＭＶＰの行方に集まっているが、一部地元メディアが有力候補の
香川に対し猛反発。賛成派との論争が起きている。
地元メディアの話題は「誰がＭＶＰとなるのか？」というもの。昨季は骨折で後半を棒に振った香川も、今季はコンスタントに活躍。
最有力候補として名前が上がっている。しかしその見方は〝満場一致〟ではないようだ。一部地元メディアでは香川ではなく、
今季２０ゴールを挙げたＦＷロベルト・レバンドフスキ（２３）とドイツ代表ＤＦマッツ・フンメルス（２３）を有力候補に挙げた。
「なぜなら香川は大事な試合で活躍していない。（２位の）バイエルン・ミュンヘン戦や（３位）シャルケ戦などでは冴えなかった。
ＭＶＰになるには大事な試合で活躍していないと難しい。だからフンメルスかレバンドフスキがＭＶＰになると思う」（地元紙記者）。
香川は選考外だという
実際にドイツ誌「キッカー」による選手採点のシーズントップはフンメルス。前出の記者は「香川はベスト１１には選ばれるだろうが、
ＭＶＰはない」と改めて強調した。その一方で、他の地元記者やクラブ関係者からは香川を推す声も多い。見解が分かれ、
それが誰が相応しいのかという論争に発展している。
またＭＶＰに選出された場合は、移籍の足かせになりかねないという問題も浮上する。現在ドルトムント側は香川の移籍金を
１５００万（約１６億円）に設定しているが、ＭＶＰになればさらに高騰する。獲得できるクラブもかなり限定されてしまい、
選択肢が狭まってしまうのだ。
日本サッカー協会の公認選手代理人は「香川なら一般的な相場は１０００万（約１１億円）がいいところ。
今はちょっと高過ぎるくらいだ…」と明かした。賞レースの行方が、香川の去就問題にも波及しそうだ。