12/04/16 06:09:28.02 rquzq7Ax0 BE:2428510098-DIA(112701) ポイント特典
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原発頼み町財政 危機感 高浜町長選あす告示
高浜町長選は17日に告示、22日に投開票される。
現職で再選を目指す野瀬豊氏(51)以外に立候補の動きはなく、
前回に続いて無投票になる公算が大きい。
町内には関西電力高浜原発が4基あり、このうち2基は運転開始から40年に近い。
今夏にも策定される国のエネルギー基本政策次第では、
新町長は〈原発マネー〉に依存した財政体質からの早期脱却を迫られる可能性が出ている。
高浜町では2012年度の一般会計当初予算の歳入約70億8000万円のうち、
原発関連交付金や固定資産税などの原発マネーが6割を占める。
このうち、電源立地地域対策交付金約15億3000万円の
約6割は清掃センター運営費や人件費などの経常経費に充てられ、
原発なしでは町の運営が成り立たない状況になっている。
(略)
さらに気がかりなのが社会保険高浜病院の行方だ。
町は今、福井大学医学部と提携して医師の派遣など地域医療サービスを維持している。
しかし、09年に社会保険庁が解体され、将来的に町に病院が譲渡される可能性もあり、
そうした場合に4人まで縮小した常勤医をどう維持するのかも含めて財源確保が大きな課題になってくる。
(略)
町では、大震災以前から原発だけに頼らないまちづくりを目指し、
新たな産業の振興を摸索しているが、今のところ、決め手はない。
原発縮小の流れにあっても、避難道路の整備など防災対策は避けて通れず、
新町長はこれまで以上に力量を問われそうだ。
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