12/04/13 06:38:49.64 7cQKYr1p0 BE:1418601986-PLT(12128) ポイント特典
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<京都祇園暴走>てんかん発作での重大事故 過去にも相次ぐ
毎日新聞 4月13日(金)0時10分配信
治療法の向上などにより、02年の道路交通法改正で、過去2年に発作がないなど一定の条件下で医師が判断すればてんかん患者の免許取得が可能になった。
だが、持病の不申告に罰則はなく、運転者の良心に任されているのが現状だ。
警察庁によると、運転者の発作・急病による交通事故は11年に254件発生。てんかんによる事故は73件で、うち5件が死亡事故だった。
今月9日には鹿沼市の事故の遺族が、再発防止のために道交法改正などを求める請願書と約17万人の署名を小川敏夫法相らに提出。
警察庁は、てんかん患者を巡る交通事故対策について検討を始める方針を示した。
日本てんかん協会は今回の事故について「原因が解明されていない段階でコメントはしない」という。だが協会関係者は差別の助長を懸念し
「心臓や脳などの病気でも発作は起きる。てんかんと関連づけることには慎重であってほしい」と話す。協会は発作を起こす場合などは運転しないよう呼び掛ける一方、
てんかん患者に限定した厳罰化の動きには反対し、今月9日に「病名による差別はしないでほしい」などと要望したばかりだった。
日本てんかん学会の専門医で広島市民病院の伊予田邦昭医師は「正しく服薬や治療をしていれば運転中に発作を起こすことはめったにない。
てんかんのある人が必ず事故を起こすとの誤った印象は持たないでほしい」と話し、「まずは主治医に相談を」と呼びかける。
一方、事故の遺族の思いは複雑だ。交通事故遺族らの自助団体「TAV交通死被害者の会」(事務局・大阪市北区)の西浦義朗代表(50)は
「患者側も、車という凶器を運転する責任の重さを意識してほしい」と訴えている。
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