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■「インテルの器ではない」地元メディアからの鋭い舌鋒
ところが、せっかく整ったはずの環境はまたも崩されることなった。
2月5日、アウエーでのローマ戦で0-4と大敗を喫してからチームは絶不調に陥り、長友も再び地元メディアから酷評の対象となった。
原因は、スナイデル、ディエゴ・フォルランらの完全復帰に伴い、ラニエリ監督が4-3-1-2にシステムを戻したことにあった。
「これまでは選手のコンディションが良くなく、3ボランチでは支えきれなかったがもう大丈夫だろう」と指揮官は算段を立てたが、これが間違いだった。
相変わらず中盤の運動量が足りず、サイドの数的不利から崩されることばかり。長友の左サイドは毎試合のように集中砲火を食らい、我慢を強いられることになった。
27節のキエーボ戦でのことだ。インターセプトを仕掛けて前に出ようしたところ、ピッチサイドのラニエリ監督から待ったが掛かった。彼は攻め上がりをあきらめ、
わざわざ最終ラインに戻る。そうしたシーンが一度や二度ではなかった。
「監督からは守備に専念してくれと言われた」。そんな彼に対し、地元メディアが向ける舌鋒(ぜっぽう)は鋭い。
本人の責任の有無にかかわらずサイドに一度でも危ない場面があり、しかもチームが勝てないとなるともう大合唱だ。
「攻撃は不十分、守備では危ない」「彼はインテルの器ではない」と。
ただ、この状況の中で自分のタスクをわきまえ、サイドを自分で破たんさせることはなくなっていた。
モルガン・アマルフィターノを止めたチャンピオンズリーグのマルセイユとの第2戦など、
マッチアップした相手は抑え切り「われわれのDFの餌食になっていたよ」とラニエリ監督から評価されることもあったのだ。
もっともその指揮官も、3月26日に解任され、また一からやり直しになった。
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