12/04/07 21:40:52.55 iht3dPl/0● BE:343410833-PLT(12010) ポイント特典
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ワシントン大、自閉症リスクを高める遺伝子突然変異を特定!
父親の高齢との関連も明らかに
アメリカの子どもの88人に1人が自閉スペクトル疾患。
そんな恐ろしい最新推計が先週米疾病対策センター(CDC)から発表となり
「原因は一体なんなのよ?」と騒がれていますが、そんな中、ワシントン大が自閉症に
繋がる遺伝子突然変異を何種か突き止めたと発表しました!
アスペルガーなどの疾患スペクトルを持つ遺伝子成分が特定されたのは、これが初めて。
研究ではさらに、親(特に父親)が高齢(35歳以上)だと発症率が上がることも判明しています。
成果は3つのチームごとに論文にまとめ、「Nature」掲載中。
研究は3チームにわかれて行い、両親に自閉症の症状がないのに子どもに自閉症が出た
家族の血液からDNAを抽出。そして、de novo突然変異と呼ばれる、親から子に遺伝では
伝わらない、稀な遺伝子異常に注目してみたのです。
de novo突然変異は受胎のタイミングの辺りに起こり、一般的で、普通は無害とされます。
ところが今回の研究では自閉症の子に若干高い確率でこのde novo突然変異が起こって
いることが分かったのです。
de novo変異と無関係じゃないのが、父親の年齢です。
あるチームで調べてみたら、de novo変異が起こる確率は母由来のDNAより父由来の
DNAの方が4倍高かったんです! また、父親が高齢になればなるほど確率が高まる
ことも分かりました。これが自閉症が全米で増加しているのは高齢の父親が原因という
従来の研究を裏付ける結果です。
URLリンク(www.gizmodo.jp)