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その島は、華やかな観光地のほど近くに、ひっそりと身を隠すようにあった。江戸時代に漁師たちの
「風待ち島」として栄え、「飯盛女」たちが、給仕をしながら、夜の相手にもなった。島には平成の今も、
その風習が残り、男たちが一夜を楽しむために訪れる─。ノンフィクション・ライターの
高永昌也氏が伝説の島に上陸した。以下、高永氏の潜入レポートである。
名古屋から電車とバスと渡し船を乗り継いで2時間半ほど。湾の深奥部に浮かぶZ島。
予約していた旅館に渡船場で、「着いた」と連絡した。8軒の旅館連合の迎えの船が来た。
直線距離で600メートル弱。3分。ひとり150円。
午後5時、半分酔っぱらっている9人の御一行様と同船した。船の前方に、緑の山並みが浮かんでいる。
手前に旅館がいくつか。50がらみの茶髪のおばはんが船着き場で迎える。
「ああ、こっちやこっち」
宿に案内しながら説明する。「にいちゃん、ショート2時間、2万。泊まり11時から朝の7時、4万」
いきなり、朝まで付き合う女のカネまであっさり明かされた。かつては100人を越す女がいたという。
いまは30人ほど。
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