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■ 同じデータでも再生音は異なる?
デジタルオーディオに興味がある方なら、“ジッタ”という言葉を聞いたことがあるかもしれない。
デジタル音声ケーブルでも製品ごとに音が異なるという説があるが、その根拠の一つとされているのがジッタだ。
さて、このジッタ、言葉が独り歩きしている気がする。一般的に“ジッタが多いと音が悪い”とされているのだが、
ユーザーレベルでは、そのジッタが何なのかをしっかり理解している方はまだまだ少ないと思う。
にもかかわらず、オーディオ業者は“ほにゃらら回路により低ジッタを実現。高音質化を図りました”、“低ジッタの高精度クロックを採用”などと、
とにかくジッタが少ないので高音質ですよというイメージを演出している場面が目に付く。
これまでのオーディオ業界の場合は最終的にユーザー聴感で判断するためか、製品選びの際の参考知識にでもなればよかったのかもしれないが、
PCマニア(でデジタルオーディオ初心者の方)からすると、「デジタル接続で音が変わるなんて信じられない」、
「ジッタが重要と言われても、データ自体が変わるわけじゃないんだから、そんなに大切なわけがない。
おおげさに吹聴しているだけじゃないの? 」などと、いぶかしがる意見すらよく聞かれる。
■ USBケーブルのジッタ
さて、興味が高いと思われるUSBケーブルだが、私の力不足でオーディオ領域でコレという差を見いだせなかったためチップの中? にまで立ち入って調べてみた。
今回はアダプティブ型で比較的高いサンプリングレートに対応しているTENORのTE7022Lのクロック端子をタイムインターバルアナライザという測定器で観測してみた。
測定したのは、高級ケーブルとしてWireWorldのUltraviolet USB(2m、11,550円)と、一般的なケーブルとして500円程度で販売されているノーブランドのものだ。
真ん中のオレンジの幅が広いほどジッタが大きいことになる。結果としてUltraviolet USBが227ps、ノーブランド品が229psと高級が2ps(1兆分の2秒!)上回った(数字が小さいほうがよい)
魔物の存在は見えたような気もするが音への影響については残念ながらつかめなかった。
URLリンク(av.watch.impress.co.jp)