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カルロス・ゴーン社長と二人三脚で日産を引っ張る志賀俊之最高執行責任者(COO)に、こんな質問をぶつけた。
足元の好調とは裏腹に、志賀氏がまず口にしたのは驚くほど率直な「反省」と「危機感」だった。
志賀氏「競争力は落ちたんだと思います。言い訳をしてはダメ。韓国メーカーが市場占有率を伸ばしているのは事実で、それはつまり
選ぶお客さんが増えているということですから。日産も反省しています。なぜ韓国車が選ばれたのか、自分たちの強いところ弱いところ
は何か、について徹底的に議論すべき時期でしょう」
「社内では、今ウチのベンチマークは現代自動車や、(現代グループの)起亜自動車だと、はっきり言っています。現代は広告費を
たくさん使っているからとよく言われますが、それだけではなく技術や品質、デザインも良い」
―韓国勢の強さとは何ですか。
「いくつもあります。まず品質。アメリカの調査会社など第三者が評価したランキングで、数年前にトップを取ってからずっと上位にいる。」
「そしてお客さんの心をとらえるデザイン。デトロイトのモーターショーでカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた現代の『エラントラ』は、見ると
やっぱりなと思います。『ソナタ』も目を引くし、起亜の『オプティマ』は我々もドキドキするデザインですね。どうしたらお客さんの心を
とらえられるかを勉強し、研究して、大胆なデザインを打ち出してくる。内装ひとつとっても、日本は機能を重視してボタンをたくさん
つけますが、韓国車は大きなメーターが真ん中にどんとあったりと、欲しくなるような動機づけをいろんなところでしている」
「日本の会社は『いいものをつくっている』という、ものづくりにエネルギーを注いでいますが、それがお客さんの価値に置き換わらなくては
仕方がない。日産が『副変速機付き小形CVT』とPRしたところで、お客さんにとってどんな意味があるのか。お客さんが求めているのは、
まずは滑らかな走りであって、こんな仕組みで、日産独自の技術というのは後の話。現代のお客さんは、クルマを選ぶときにエンジンが
どうで変速機がどうで、なんて考えていないと思いますよ」
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