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インドネシアで「無神論者」であることを公言するのは自殺行為らしい。
ある男性がSNSのフェイスブックに「神は存在しない」と書き込んだところ、怒った人々に襲撃されたばかりか、警察に逮捕された。
インドネシアでは、イスラム教、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー教、仏教、儒教の6つの教えが公認されているが、無神論は違法。
人口2億4000万人のうち、圧倒的多数を占めるのがイスラム教徒だ。
男性は31歳のアレクサンデル・アアンで、スマトラ島西部にあるダルマスラヤ県の開発計画局に勤務。
アアンはフェースブックに「ミナンの無神論者(URLリンク(id-id.facebook.com))」という「ファンページ」を開設し、1700人以上から「いいね!」という評価を受けていた。
1月中旬、アアンの書き込みを見て怒った群衆が彼の勤務先を襲撃。警察は、宗教を冒とくした容疑でアアンを逮捕した。
「(アアンは)書き込みは自身の信念に基づいたもので、職を失う覚悟でやったと言っている」と、地元の警察署長は語った。
アアンの上司アディ・グナワンは判決を見て、解雇するかどうかを決めるという。
「本人には、この国では君の主張は認められないと言って聞かせた」
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