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1号機圧力容器破損、4時間早かった…東電解析
東京電力は12日、福島第一原子力発電所1~3号機の事故直後の炉心状態の新たな
解析結果を発表した。
解析結果は昨年5月にも公表されているが、原子炉の圧力など、実測値と合わない部分があったため、
改めて解析した。
その結果、1号機の圧力容器の破損は昨年3月11日の地震発生から約11時間後の
12日午前1時50分に始まったと推定され、従来の解析より4時間早くなった。
炉心損傷の開始は地震の4時間後で、従来と変わりないが、全ての燃料が溶け落ちた時間は、
地震の9時間後で、以前の解析より6時間早まった。
2号機の炉心損傷は、地震の77時間後で従来と変わらず、3号機は地震の44時間後で、
従来の解析より2時間遅くなった。
(2012年3月12日22時31分 読売新聞)
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