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県人権・部落解放研究集会：「放射能汚染と苦闘」 福島の酪農家が講演－－桜井 ／奈良
第３８回県人権・部落解放研究集会が２９日、桜井市粟殿の市民会館などで開かれた。昨年３月の東日本大震
災発生を受け、「東日本大震災とまちづくり－被災地と奈良をつなぐ－」をテーマに語り合った。
部落解放同盟県連や県市長会などでつくる実行委員会が主催。昨年９月に開催予定だったが、台風１２号によ
る災害発生で中止になり、規模を縮小して開いた。
午前の全体会では、東京電力福島第１原発事故で計画的避難区域に指定された福島県飯舘村で、地域に残って
見回り活動を続けてきた酪農家の長谷川健一さん（５８）が「奈良から福島原発事故を考える－放射能汚染にど
う向き合うか－」と題して記念講演。自身が撮影した写真を示しながら、１０カ月余りの苦闘を話した。
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