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「Garf's blog: New SafeBrowsing backend」において、ここ数ヵ月間に渡って改善が取り組まれた「SafeBrowsing」機能が
Firefox 13ナイトリーに導入されたことが報告されている。今回の改善はFirefox 13ナイトリーに導入されたことから、正式版
としては6月5日ごろのリリースが予定されている「Firefox 13」で一般ユーザに届けられることになるものと見られる。
これまで「SafeBrowsing」機能では、フィッシング対策とマルウェアプロテクションを実現するためにディスク容量にして40MB
から50MBほどを使用していた。今回、仕組みと構造を見直すことでこれを改善。5MBから6MBほどで済むところまでサイズを落と
し込んだとしている。また、これまでデータへのアクセスはランダムアクセスだったが、今回の改善で1回のシリアルリードで
済むようになったという。関連コードはC++で開発された4,000行を超えるコードで、これらは複数のモジュールへ分割されたと
説明がある。
この取り組みに先立って、Firefox 9の時点で「SafeBrowsing」の使用するメモリ量が最大で
40MBから100MBほどになるところを、1.2MBまで圧縮する取り組みが実施されている。こうしたメモリやディスク使用量の削減は、パフォーマンス上の効果があるの
みならず、モバイルデバイスにおける利用を促進するための狙いがある。MozillaはAndroidを中心にモバイル展開を進めており、
そうしたプラットフォームにおいて同技術を活用したい狙いがある。
URLリンク(news.mynavi.jp)