12/02/05 19:55:45.89 64jAglvj0● BE:179214375-PLT(13384) ポイント特典
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NECが業績の立て直しに苦戦している。2000年度のピーク時には5兆円を超えた売上高は6割の水準にまで落ち込み、先月末には国内外で1万人の削減を発表した。
半導体やパソコンなどかつて世界有数の事業を抱えながら、市場のリーダーになりきれなかった名門NEC。優れた要素技術を持ちながら、業績の右肩下がりが続く背景には、イノベーション(技術革新)やスピード競争への貪欲さに欠ける企業体質がある。
パナソニックやソニーなど電機大手が相次ぎ巨額赤字に陥るなか、NECも縮小均衡に終止符を打つべく、反転攻勢への糸口を必死で模索している。
■「iPhoneはニッチ。脅威ではない」
「iPhone? まだニッチな商品でしょ。(NECの携帯事業にとって)脅威ではないですよ」―。
2008年、東京都内。米アップルがiPhoneを発売して1年近くたったころ、NEC首脳(当時)の1人はこう語っていた。
米国では斬新なデザインや機能性の高さで話題をさらっていたiPhoneだったが、その時点でもNECは「ニッチ(隙間)商品」と分析。
スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)が秘める可能性に真剣に向き合わなかった。
苦悩のNEC、「第2の創業」か「最後のともしび」か
URLリンク(www.nikkei.com)