12/06/03 19:49:39.75 YOgtDCaD0
>>230
どこのユートピアの世界を生きているのか知らないが、受験生みんながコンピュータっプログラムのような理想的な動きをするわけではない。
一工の評価は東大と早慶のほぼ中間くらいだが、特に首都圏では東大に入れるかどうかで線引きされる。
日本一の総合大であるため、その存在は特に首都圏において非常に重い。京阪神の人にとって京大に入れるかどうか以上に重い。
一工が早慶よりはるかに評価が高く、早慶とのW合格者の進路選択でほぼ全員が一工を選択する事実があっても
東大受験機会を逃して一工で妥協するのを潔しとしない人は多い。
次に線引きされるのは一工ではなく早慶や東北大以上に入れるかどうか。
手堅く一工で妥協するか、失敗すればほぼ早慶行きになるリスクを取って東大受験するかは嗜好の問題。
これと同様に、京阪神で線引きされるのは京大以上かどうか(一工は含まず)、次に神戸大以上かどうか。
京阪神では東大と京大、あるいは阪大と神戸大との間に明確な線引きがあるわけではない。
これは大学の格や評価とはまた違った構造的な問題。
一工をあまりスルーしない学校の例:1994年県立浦和
東大49、京大5、一橋29、東工60(卒数452)
一工をスルーしまくりの学校の例:2011年桜蔭
東大75、京大3、一橋5、東工1(卒数234)
それから、一工レベル層が厚くなるのは、関東の学校で言えば東大合格率30~45%くらいの学校。
当時の浦和はそれに該当せず、その下の早慶レベル層が厚い。
一工は学力レベルだけではなく受験嗜好によって、地元の学校からですら大幅に進学率が変わってしまう不安定な存在。