12/04/25 13:30:34.66 FYQYGae3P BE:335147322-PLT(12000) ポイント特典
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これで危険運転にならないのなら…
「加害者には死んで償ってもらうしかない」という遺族の叫びが胸をえぐる。集団登校の小学生らの列に、
無免許運転の少年の車が後ろから突っ込み、付き添いの女性と2年生の女子児童が亡くなった
京都府亀岡市の事故である。女性は妊娠7カ月で胎児も助からなかった。なんとも痛ましく、怒りがこみ上げてくる。
運転していた18歳の無職少年は無免許で「2人の友人を乗せて一晩中運転し、居眠りしていた」と供述している。
こんな重大事故でも府警は最高で懲役20年と刑の重い危険運転致死傷罪ではなく、7年以下の懲役
もしくは禁錮、または100万円以下の罰金となる自動車運転過失致死傷罪を適用する方針という。
危険運転致死傷罪は、主に飲酒運転による重大事故の厳罰化を求める声に応じてできた。今回は
飲酒こそしていないものの、無免許でなおかつ居眠りしながら、制限速度40キロの狭い道路で50キロ
出したという。“3悪”が揃った悪質さだ。これで危険運転にならないのなら、何が危険運転なのかわからない。
ある専門家は「飲酒や薬物といった要件にあたらないと危険運転の適用は難しい。
少年とはいえ刑事裁判にかけられ、無免許運転と合わせ最大8年の量刑になる」と話した。
専門家が見ればそうかもしれないが、そもそも少年のような過去に免許取得歴のない我流の
無免許運転自体、飲酒と同じくらい危険ではないのか。
少年はインターネットの交流サイトに「趣味はドライブ」と書き込み、日常的に無免許運転を
繰り返していたというから、ますます許し難い。“ザル法”との声も多い危険運転致死傷罪の要件を、
これを機にもっと厳しく見直してもらいたいものだ。(今村忠)
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