12/04/14 16:55:07.85 r66isSIAP BE:1404885683-PLT(41374) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/oppai.gif
名古屋市出身の18歳が、ボート競技で日本代表に選ばれ、ロンドン五輪出場へあと一歩まで迫っている。
今春、愛知県立旭丘高校を卒業した榊原春奈さん(早稲田大)。
30歳前後に選手としてピークを迎えるとされるボートで、10代が五輪に出場すれば日本初の快挙という。
春奈さんは1人漕(こ)ぎのシングルスカルの選手だ。3月にあったレースで成人の選手たちを抑えて日本代表に選ばれた。
現在は埼玉県戸田市で強化合宿中で、今月26日から韓国で開かれる五輪アジア大陸予選に出場する。
日本ボート協会によると、5位以内に入れば五輪行きが決まる。実力的に可能性は十分あるという。
身長182センチ、体重74キロの恵まれた体格を生かした伸びやかでパワフルな漕ぎが持ち味。
小中学生まで大きな体格は、視線を集めたり、サイズが合う服がなかったりして、コンプレックスだったが、ボートを始めて強みに変わった。
競技歴は高校入学からのわずか3年だが、19歳以下が出場する2011年8月の世界ジュニア選手権で7位、同年10月の国体では4人で漕ぐ少年少女かじ付きクオドルプルの一員として優勝するなど、才能を発揮してきた。
本人は「気付くと、ここまで来ていたという感じで、実感がありません。今はただ漕ぐことが楽しい」。
笑みを絶やさず、大半が10歳以上年上という日本代表チームのムードメーカーになっている。
両親とも元ボート選手で、医師の父章浩さん(55)、主婦の母由紀子さん(50)はそれぞれ国際大会の出場経験がある。
周囲はサラブレッドと呼ぶが、ボートを始めたのは「なんとなく」。中学時代は合唱部で、スポーツも得意な方ではなかった。
とりたてて両親から勧められた記憶はなく、4人きょうだいでボートを漕ぐのは春奈さんだけだ。
高校でボート部へ入部を決めると、由紀子さんから「親と同じことをしなくてもいいんだよ」と言われたという。
続く
URLリンク(digital.asahi.com)