12/04/05 05:09:10.21 7cFzSxgW0 BE:4387106197-PLT(12000) ポイント特典
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■危機の教訓
これらの批判もかなり強烈だが、原発危機が政府機関に対する人々の信頼に与えたダメージと比べると
色あせて見える。野田首相はやや軽率に、福島の出来事に対しては「すべての人が責任という痛みを分
かち合わなければならない」と述べた。
確かに、過激な反原発派を除く社会の大半の人々が「安全神話」に安住し、そのせいで
世界一の地震頻発列島である日本に54基もの原子炉が詰め込まれることになった。
しかし、国民が神話を信じたのだとすれば、それは歴代の自民党政権、各省庁、大企業による圧力団体、
マスコミの大物、大学教授などがそう信じ込ませたからだ。1979年のペンシルベニア州スリーマイル島や
1986年のチェルノブイリでの事故は、日本の原発建設方針に、ほんのわずかなためらいを生じさせただけだった。
何年にもわたって安全義務違反が隠蔽され、監督官庁は目を逸らしてきた。
福島第一原発を運営していた東京電力のような強力な地域独占企業に、事実上自由にやらせていたのだ。
「3.11」後の日本:失われた信頼
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