12/03/31 16:56:57.16 v4qPIbM20 BE:645162274-PLT(12121) ポイント特典
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東海・東南海・南海地震が起きる南海トラフ(浅い海溝)の巨大地震について内閣府の検討会は31日、
3つの地震が連動する最大級の津波と震度の新たな想定を公表した。
津波を起こす地震の規模はマグニチュード(M)9・1となり、津波高は高知県で最大34メートルと推定。
震度7の強い揺れの範囲も約20倍に拡大するなど従来の想定を大幅に上回った。
停止中の中部電力浜岡原発(静岡県)の津波高は想定を超える21メートルと予想され、新たな安全対策を迫られる。
津波高は静岡県から紀伊半島、四国の太平洋岸で20メートル以上となり、高知県黒潮町で最大の34・4メートルに達する。
九州東部は約15メートルで、関東でも東京・新島で29・7メートル、神奈川県鎌倉市で9・2メートルと推定した。
国の中央防災会議による平成15年の想定と比べ、津波高が10メートル以上の自治体は9倍の90市町村、20メートル以上はゼロから6都県23市町村に増えた。
東海地震の想定震源域に位置する浜岡原発の津波高21メートルは東日本大震災後、
経済産業省原子力安全・保安院が電力各社に指示した緊急安全対策の水準(15メートル)を上回る。
同原発で建設中の防波壁(18メートル)も超えて敷地内に浸水する高さで、安全対策の抜本的な見直しが不可欠になった。
瀬戸内海に面する四国電力伊方原発(愛媛県)では3メートルで想定を下回った。
一方、震度7の地域は兵庫、香川、愛媛、宮崎の4県を新たに含む10県153市町村に増えた。
続きます