12/03/26 00:51:47.12 mryvMoCl0 BE:586057133-PLT(12002) ポイント特典
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東京電力は26日未明、新潟県の柏崎刈羽原発6号機(135万6千キロワット)の発電を停止、定期検査に入った。
原子炉も完全に止め、東電は保有する17原発全ての運転を停止する。全国の商業用原発54基のうち、
運転を続けるのは北海道電力泊3号機(北海道泊村)1基だけとなり、「稼働原発ゼロ」が目前に迫ってきた。夏場の電力不足への懸念は一段と強まる。
政府の原子力安全委員会は、定検中の関西電力大飯3、4号機の安全評価(ストレステスト)の1次評価は問題ないとする確認結果を決定。
野田佳彦首相は週内にも関係3閣僚と協議し、再稼働に向けた手続きを本格化させる。
ただ、運転再開の具体的な時期にめどは立っておらず、東電の福島第1原発事故で不信感が高まった安全に対する地元の理解を得られるかどうかが焦点となる。
東電の全原発が停止するのは、2002年に発覚したトラブル隠し問題で全基の点検を迫られた03年4~5月以来。
東電の西沢俊夫社長は「今夏の電力需給を精査中だが、安定供給確保に最大限の努力をしていく」としている。
稼働原発の残り1基となった泊3号機は、5月上旬までに定検入りして運転を停止する。政府が公表した今夏の電力需給予想によると、
他の原発の再稼働が実現せず、一昨年並みの猛暑だった場合、全国でピーク時に1割近く電力が不足する恐れがある。
供給対策を急ピッチに進めた東電管内でも300万キロワット程度不足する可能性がある。
焦点となる大飯3、4号機の再稼働では、福井県が新たな安全基準を示すよう政府に求めている。
地元への説明を経て理解が得られれば、首相と3閣僚が政治判断で再稼働を決定する。
東電は福島第1原発事故に伴い第2原発も停止しており、火力発電の燃料費増が経営を圧迫。
13年度以降に柏崎刈羽原発を再稼働させて収益改善につなげる意向だが、新潟県の泉田裕彦知事は「原発事故の検証が先」と慎重な姿勢だ。
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