12/03/22 19:45:37.04 Yu28W2b40 BE:3125635968-PLT(12002) ポイント特典
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国土交通省は今年1月1日時点の全国の公示地価を発表しました。リーマンショック後、住宅地、商業地ともに4年連続で値下がりする中、
意外な所でかつてなかった現象が起きています。
東京・新宿区の新大久保。言わずと知れた韓流ブームの発信地です。アイドルのグッズの店や飲食店などが並ぶ通りは平日というのにごにぎわっています。
この新大久保のエリアの地価が上昇しています。22日に国土交通省が発表した公示地価は、全国平均で住宅地がマイナス2.3%、商業地がマイナス3.1%と
4年連続で値下がりする中、このエリアは1.9%アップしてるのです。
「これだけ皆さんが来ればお店も繁盛するし、(土地の)価格も上がるかなという気もする」
「まだこれからもお店がどんどん増えると思う」(韓流ファン)
こうしたブームが原因で地価が上昇するのはかつてない現象だといいます。
「いろんな人がビジネスチャンスを見つけたいということで、集中的に土地の取り引きがどんどん行われて1.9%(上昇)。まだ上がる」(不動産経済研究所 福田秋生企画調査部長)
全国で地価の最高は東京・千代田区丸の内の「丸の内ビルディング」と中央区銀座の「山野楽器銀座本店」の2か所で、1平方メートル当たりいずれも2700万円。
しかし、去年よりおよそ2%下げています。
今回の調査では、全国の調査地点2万6000のうち、1年前と比較可能な地点の90.6%が下落しました。中でも東日本大震災の影響が大きく、
福島県では原発事故の影響で警戒区域にある17地点で調査を休止。それ以外の地点では下落幅が拡大しました。一方で、宮城県では津波の影響から
高台にある土地の需要で地価が上昇し、上昇率で見ると石巻市の高台が60.7%と全国で最も高くなりました。
「(高台は)限られた土地でしかない。需給のアンバランスが価格のそこまで高い取り引きを生んだ」(不動産経済研究所 福田秋生企画調査部長)
また、液状化の被害があった千葉県浦安市では10%以上下落した地域が多く見られました。
国交省は、大震災の影響で不動産市場は一時的に停滞したものの、被災地以外は比較的早く回復傾向を示していると分析しています。
URLリンク(news.tbs.co.jp)