12/03/01 01:13:01.10 SItBQz1I0 BE:5014505489-PLT(12012) ポイント特典
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記事の最後で「興味深い」「注目だ」と締めても意味ないよな
私もこの11年ほど、ライターという仕事をしておりますが、毎度悩むのが「シメの一言」なのですね。まさに、ライターや編集者にとって
鬼門ともいえる「シメの一言」ですが、2月23日に発行されたメディアアクティビスト・津田大介さんのメルマガ
URLリンク(www.mag2.com)
の「読者質問コーナー」に大変良い質問があったのでここで紹介させていただき、これに関連し、私自身が考えることを書きますね。
「■Q22 vol.21に載っていた速水健朗さんのブックレビューを読んでいたら『興味深い』という締めは、やっつけ仕事観が強くてプロの
ライターとして最低」という記述がありました。ライターさんの中では『これを使ったら手抜き』とか『困った時はこれ』というお決まりの
フレーズが何かあるんですか? 津田さんのようなプロの方から見て、『これは書き方に困ったんだろうな』とわかってしまう表現に、
どのようなものがあるか教えてください」
これに対し、津田さんは「ああ、『興味深い』っていうのは、逃げの表現ですよね。速水くんの言うとおりだと思います」とした上で、「新聞
記事では『◯◯は論議を呼びそうだ』っていう締めをたまに見ますよね。『論議を呼びそうだ』じゃなくて、おまえが論議を呼ばせたいんだろ、
っていう。こういう他人事メソッドで責任回避しようとしている記事を見ると、僕はイラッとします」と書きました。
さて、ここで「これは著者が手抜きしてるな」「逃げたいんだろうな、こいつ」と思う締めの言葉を紹介しましょう。いずれも「このまま終わら
せてもいいけど、なんとなく『締めの言葉』がなくちゃ記事っぽくないよな……」みたいなどうでもいい考えから書いたものと推測されます。