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創作チキ南 準Ｖ 得意料理でＢ－１リベンジ！
2012年2月1日 00:59
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九州・沖縄の食材を使ったＮＨＫの家庭料理コンテスト「うまか料理大賞」で、延岡観光協会（宮崎県延岡市）のキャ
ンペーンレディー小林友（とも）さん（２５）が考案した「てげうめっちゃが！！ 平兵衛酢（へべす）香るチキン南蛮」が
準優勝にあたる特別賞に輝いた。普段はイベントなどで観光ＰＲを担う小林さん。「得意の料理で魅力を発信できた」と
喜んでいる。
小林さんは福岡県飯塚市出身。延岡市の九州保健福祉大を卒業後、同市内のスーパーに就職して総菜部門で料理
を担当。ご当地料理のチキン南蛮もあり、「本場は南蛮酢が効いておいしい」とはまった。趣味の料理は、チキン南蛮を
含むレシピが５００種以上という。
小林さんはまちづくりグループ「延岡発祥チキン南蛮党」の党員でもあり、昨年はＢ級ご当地グルメの祭典「第６回Ｂ－１
グランプリ」にも参加したが、入賞に届かず悔しい思いをした。
コンテストには「そのリベンジをとの思いもあって」参加した。作品は、鶏肉のミンチでタルタルソースをコロッケのよう
に包んだ独創的なもの。表面の天かすと特産柑橘（かんきつ）の平兵衛酢で、食感と香りも工夫した。
コンテストは九州・沖縄８県から１０６点の応募があり、料理店経営者や管理栄養士など強敵もいる中で「インパクトが
あって食感も光る逸品。平兵衛酢の効果も出ている」と高く評価された。
小林さんは「宮崎の食材を生かし、冷蔵庫の残り物で作れるように知恵を絞りました。ぜひ試して」。調理師資格取得
を目指しており「食の仕事を本格的に学んで、自分の店を持つのが夢」だ。
＝2012/02/01付 西日本新聞朝刊＝