12/01/09 19:03:15.38 NVwTQBUh0 BE:964933373-PLT(12000) ポイント特典
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リベロ瀧野頼太選手 小さな守護神、プレーで選手を引っ張る
第5セット、マッチポイントを握られ、後がない場面。大村工のスパイクが自身の腕を弾き、敗戦が決まった瞬間、天を仰いだ。
「春高を制覇するのが目標だった。最後はレシーブを上げたかった」と悔しさをにじませた。
ポジションはリベロ。身長170センチと、大型選手が集まる創造学園の中では小柄だが、「守護神」としてチームメートの信頼は絶大だ。
大会中はコート上で指示を出し、守備の要としても体を張ったプレーで、決勝進出に貢献した。
「勝っても負けても引退。3年間の集大成を見せたい」と臨んだ決勝。的確なサーブカットで試合を組み立て、攻撃のチャンスを何度も作ったが、フルセットの末に涙をのんだ。
試合後、壬生義文監督は「口数は少ないが、プレーで仲間を引っ張る選手。守備でも満点のプレーをしてくれた」とねぎらった。
高校生活最後の試合。「優勝できなかったが、自分たちのバレーは出し切れた」と前を向いた。試合後、泣き崩れる選手の肩に手をやり、元気づけた。
「みんながいたから、ここまで成長できた。一緒に戦ってきた仲間に感謝したい」。小さなリーダーは晴れ晴れとした表情でコートを後にした。(今仲信博)
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