11/12/13 14:22:16.84
IPv6だけで4日間生活してみた―苦戦したOSはWindows XPとAndroid
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
合宿用ネットワークでは、DHCP6によって各端末にグローバルIPv6アドレスや
DNSサーバーのアドレスなどの設定が割り振られる仕組みだったが、
Windows XPとSnow Leopard以前ではDHCP6に未対応。
DNS64のアドレスを手動で設定する必要があり、
この設定方法がわからない人がけっこう多かったとしている。
さらにWindows XPでは、名前解決でIPv4パケットを使っているため、
IPv4プロパティを無効にしてIPv6オンリーで使うことができないという。
IPv6のAAAAレコードの名前解決を行えるようにするためには、
ローカルプロキシー(nameproxy.exeやSOCKS proxy)の設定が必要。
そんな設定を知っているのはごく一部の人だけであり、
Windows XPユーザーの多くはIPv6設定をあきらめてしまう傾向にあったとしている。
Androidでも、名前解決にIPv4パケットを使っており、
IPv4プロパティを無効にできない模様だという。
結局、Androidではローカルプロキシーの設定方法もわからなかったとしている。
一方、Windows 7とLionについては、接続を確立する際に、
IPv4/IPv6フォールバックによって2分前後待たされるという問題があった。
これは、多くのOSでは、IPv4プロパティが有効になっている場合は、
まずIPv4での接続を試みる仕様になっているため。
IPv4プロパティを無効にすることで、以降は快適に利用できるようになったとしている。