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2010年12月29日
増殖中 新手ヤミ金? カード現金化ビジネス
客にクレジットカード払いで購入させた商品を業者が買い取るなどし、その7~9割程度の現金を客に渡す「クレジットカードの現金化」ビジネスが広がり、トラブルが絶えない。
国民生活センターへの相談はこの1年で3倍に急増。「キャッシング」ではなく「ショッピング」の形態を取っていることから貸金業法の対象外とされる。カードさえあれば誰でも利用できるため、
専門家らは「ヤミ金と同じ」と指摘し、注意を呼びかけている。現金化ビジネスの実態を探った。
URLリンク(www.sankei-kansai.com)
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師走の大阪・ミナミの繁華街。現金化業者の広告看板が目につく。そのうちの1つに掲載された連絡先に「仕組みを教えてほしい」と電話をかけた。
電話口に出た男性は「余計な金利がかかるサラ金やマチ金よりもお得で、簡単にお金が入ります」と説明した。この業者によると、客はインターネット通販で、業者が指定したバッグなどの商品をカード払いで購入。
商品の送付先は業者あてとし、業者に届き次第、その8~9割ほどの金額が口座に振り込まれる仕組みだった。
例えば3万円の商品を一括払いで買えば、その80%にあたる2万4千円の現金が手に入るという。
この方法を使えば、クレジットカードのショッピング枠が残っていれば、身分証明すら必要なく、消費者金融よりも心理的抵抗は少なそうだ。
「法的に問題はないのか」と尋ねたが、「質屋と同じで、お客さまから商品を買い取る形態。合法なのでご安心を」と返答。しかし、商品自体は一度も客の手元に届くことはない。