12/02/06 22:55:07.83 qnZyxELl
ではこっちで連載しますね
騎士王
ビスコッティ学園5年2組 10歳
明るく前向きな正確で熱血漢
この世の悪を絶対許せない正義感の持ち主
アルフレッドモン
騎士王のパートナーナイトモン(成長期)が進化したデジモン
マスターに忠実で堅い性格 いつも強引なテイマーに振り回されている
ミコノ
ビスコッティ学園5年2組 11歳
引っ込み思案な性格でクラスでは目立たない存在
何をやってもうまくいかず自分には出来っこないんだと思う癖がある
密かに騎士王に思いを寄せている
ピヨモン
ミコノのパートナーデジモン
後ろ向きなミコノを後押しする
ミルヒオーレ
ビスコッティ学園5年2組 10歳
騎士王の彼女にして学園のアイドル
歌が上手でなんでもできるお嬢様
ミコノのことを少し気にかけているようだ
テイルモン
ミルヒオーレのパートナーの成長期デジモン
12:創る名無しに見る名無し
12/02/06 22:55:23.79 qnZyxELl
クラスの仲間
森川
騎士王のクラスメイトで良き理解者
森川は騎士王のことは友達としてではなく恋人として見ている
いつも騎士王のことばかり考えている
そのことでミルヒオーレとはいがみ合ってばかり
藤宮
不登校気味の生徒で騎士王の一つ下の後輩
絵がうまく将来は画家になることを目指している
伏見
よくいる感じの悪い女
藤宮をいつもいじめている
パートナーデジモンはピコデビモン
13:創る名無しに見る名無し
12/02/06 22:55:41.06 qnZyxELl
デジタルデビルズ
デジモンを使い世界を支配しようと企む悪の秘密結社
その構成員の多くは脱獄犯、元マフィアなどで構成されている
軍隊以上の資金と武装を保持している
リザルト
デジタルデビルズ総帥
腐敗しきった日本政府に苛立ちデジタルデビルズを立ち上げた人物
イーグルヘッド
リザルトの弟で総司令官
現場の最高責任者
レビい
ありがちな女幹部
14:創る名無しに見る名無し
12/02/06 22:56:01.38 qnZyxELl
20XX年
現在人類は温暖化と紫外線により地上はほとんど絶滅し地下で暮らしている
当然地上に出ることは禁止されており
俺達は太陽というものをこのめでみたことがない
ここビスコッティ学園は地下500メートル
丁度日本の真下に立てられている
藤宮「伏見さん返してよ」
こいつの名は藤宮
おとなしい性格でクラスのいじられ役
その中でも伏見は特に藤宮に嫌がらせを繰り返す
伏見「何だよ男のくせにピンクの筆箱とか気持ちわりいんだよ」
藤宮「伏見さんだって女のくせに男みたいな・・・」
伏見「んだとこらぁ!」
藤宮が逃げ伏見がカンカンに怒り追いかける
今日も平和だな
15:創る名無しに見る名無し
12/02/06 22:56:33.52 qnZyxELl
俺が机で寝ていると後ろで話してる2人の女生徒の話が気になりふと耳を傾けた
「ねぇ知ってる?この学園の神隠し また3組の男子生徒3人が」
「うそーまたー?!」
「何でも夜中にPC室のPCを操作すると吸い込まれるんですってぇ」
「えーこわーい」
予鈴がなり話していた女子が席に戻る
俺も起きて机の中から次の授業 算数の教科書を取り出してスタンバっていた
ふん、馬鹿馬鹿しい
神隠しだと?
夜中にPCを操作?
誰が好き好んでそんなこと
チャイムが鳴り先生が入ってくると真面目な顔で話し始める
「えー今よくない噂が流れてるそうですが」
さっきの神隠しだろ 馬鹿馬鹿しい
「明日からPC室を閉鎖します 君達は絶対近づかないように」
16:創る名無しに見る名無し
12/02/06 22:56:56.22 qnZyxELl
は?
先生まで何を言ってるんだ
俺は授業中PC室のことばかりを考えてボーッとしていた
先生が荷物をまとめ教室を出るところだった
そっか終わったのか
考え事に夢中でチャイムにも気づかなかった
ミルヒ「ねぇねぇ騎士王君」
騎士王「何だミルヒか」
ミルヒ「何だって酷いなぁ」
騎士王「お前まで神隠しがどうのって言うんじゃないだろうな?」
ミルヒ「何でわかったの?」
騎士王「お前・・・」
ミルヒ「でね、今日皆で肝試ししない?」
騎士王「肝試し?」
あれって大体夏にやるもんだろ
ま、地下で暮らしてる今の人類に夏だ冬だってのはそんな関係ないけど
騎士王「ミルヒがやりたいなら付き合うよ 夜の学校は危険だしね」
ミルヒ「流石騎士王君 じゃあ放課後までにメンバー集めておくね」
17:創る名無しに見る名無し
12/02/06 22:57:23.26 qnZyxELl
で 何でこいつらまで一緒なんだよ
伏見「いいだろ別に 楽しそうだったからついてきたんだよ」
藤宮「あの・・・僕は帰りたいな・・・」
伏見「うるせー大体お前一人で家まで帰れんのか?」
藤宮が真っ暗な廊下を眺めて震える
藤宮「無理・・・」
伏見「だったら大人しくしてろって 何 幽霊なんか出たらあたしがやっつけてやるっての」
藤宮も大変だな・・・
ミルヒ「鍵 とってきたよ」
ミルヒが鍵をあけPC室をあける
森川「お・・・俺は怖くも何ともないんだからな」
6人全員がPC室に入り明かりをつける
中には当然誰もいなくPCも起動していない・・・ん?
俺は一つスクリーンセイバーになってるPCに気づく
右端の列の3番目のPC
騎士王「これ・・・」
どうしたどうしたと他のメンバーが駆け寄る
森川「スクリーンセーバーか」
全員がゴクリと唾を飲み込みミルヒが恐る恐るマウスに触れる
18:創る名無しに見る名無し
12/02/06 22:57:43.67 qnZyxELl
ミルヒ「いくよ・・・」
ミルヒがマウスを動かすとログオフ状態の画面が出てくる
すると画面に文字が浮かび上がってくる
よ・・う・・こ・・・そ・・・デ・・・・・・・
騎士王「ようこそデ?」
森川「デって何だ?」
デ・・・ジ・・・タ・・・
ようこそデジタルワールドへ
俺達は何かの光に包まれ吸い込まれる
森川「何だ何だ何だ」
真っ白い光に包まれていった
???「お逃げ下さいマスターここは我々が」
???「ぐわああああああああ」
???「ガルダモオオオオオン」
???「おのれ・・・騎士王の名において命ずる 仲間たちよこの子らを安全な場所へ」
き・・・て・・・き・・・て・・・
ん・・・んー
俺は目を覚ます
夢・・・か・・・
ミルヒ「起きてよ騎士王君」
騎士王「ミルヒ・・・ここは?ってミルヒ?」
さっきまで制服だったミルヒは何故かドレス姿で犬の耳をつけていた
騎士王「何だその服はー!」
ミルヒ「し・・・知らないよ起きたらこうなっていたんだから」
19:創る名無しに見る名無し
12/02/06 22:58:01.44 qnZyxELl
ミルヒ「騎士王君だって何そのマント・・・」
ムッとミルヒが言い返してきたので見てみると
俺はマントに真っ青の服
これって本で見たことがあるが中世の騎士?・・・の服だよな
騎士王「えと・・・ここはどこ?」
ミルヒ「そんなのこっちが聞きたいよ」
眩しい
これって太陽の光って奴だよな 暖かい・・・じゃなくて!
俺達地上に出たのか?って確か地上は紫外線だらけで やばい!
俺が自分とミルヒの目を押さえ地面にうずくまるがミルヒがじたばた暴れて手をのける
ミルヒ「ちょっとー!そう言うことやる時は一声かけてよ 心の準備が」
声をかければやらせてもらえるのか
じゃなくて
森川は? 藤宮は?大体何故地下の学校にいた俺達が地上に?
俺は目一杯頭を回転させ一つの会話に辿り着く
ーっ!
騎士王「神隠し・・・本当だったんだ」