06/04/06 13:48:13
生涯学習の定義さえ立てずに議論するから、ふざけた人間が参入する。
人間は一生涯学び続けるもの、かたときも向上心を忘れぬもの。
「学び」に目的はない。自分が出会うすべての場所ごとに「学び」がある。
「学び」にはなにも代償がない。代償などもとめることが大きなあやまり。
人間は常に広い意味の「向上」をしつづけ、より高みに到達しようとする存在。
ニーチェのいうところの「力への意思」の本質は、「たゆまぬ人間の、
”より高きを目指す根源的な精神”」だと、私は考えている。
するに値することは、すべてより良くするに値する。
「勝ち組・負け組」などという単純な二元論は、何の理屈にもなっていない。
「アホ」、「バカ」と同類の相手を傷つける言葉でしかない。
「勝った」と思っている、いや”思いたい”人間が相手に投げかける言葉であり、
勝ち負けの基準はどこにもなく、ただ感情の欲するままの愚行にすぎない。
「学び」をつづける人は、根拠のない幻想をもつ人たちから暴言まがいの言葉を
受けても気にすることなく、「自らの本当になすべきこと、こころの声のよぶと
ころ」にしたがって、さらなる精進を積んでゆきましょう。
「学び」を職業にする人間から述べさせていただきました。