13/02/27 17:57:23.81 BidPZFeH
■赤サビと、黒サビの違い教えて
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どちらも酸素の働きでできるが、赤錆は鉄の錆、黒錆は高温の鉄に酸素が結びついたもの。
赤錆、黒錆とよばれるものは、どちらも空気中の酸素の働きですが、性質がかなり違います。
釘などを、湿気が多いところに置いておくと、赤く錆びてきて、やがてボロボロになります。これが赤錆。
釘などを熱すると、熱せられた部分が黒い色に変わります。これが黒錆です。
(熱い鉄に空気中の酸素が結びついてできた、酸化鉄というものが、黒錆の正体です。)
●黒サビと赤サビの違い
黒錆は、金属の表面に、隙間のない膜のように付着する為、中の鉄を、外の酸素や水気から守る役目をします。
その為、赤錆ができるのを防ぐ錆止めとして、黒錆が利用されます。
また、鉄は、薄い酸の溶液に少し溶けるけど、黒錆で覆われた鉄は、溶けなくなります。
赤錆は、もとの鉄より、酸の溶液に溶けやすい性質をもち、隙間の多い構造です。
その為、水分や酸素が中の方に入りやすく、サビがどんどんと奥の方へ広がっていき、
やがて、全体がボロボロに成りやすいのです。
◎まとめ:黒サビは鉄を守り、赤サビは鉄をボロボロにする。
▲赤サビした自動車の部品(H車のNシリーズ)
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●鉄を守る、黒サビの代表例:南部鉄器
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