12/10/06 02:37:14.25 6eE0RtmM0
大学関係ないって。心配ならそれこそ予習して自信をもって臨むようにすればいい。
大切なのは「塾の授業は解説ではなく生徒に身につけさせることである」ってこと。
だから予習にしてもその問題の解き方を予習するのではなく、どうやってそれを
生徒に解説するか前もって計画を立てておくことが予習だと考えるべきだ。
暗記なら暗記でいいが「生徒が暗記できる工夫」をしないとだめ。ただ解説だけ
して「テストに出るから覚えろよ」なんてのは程度の低い授業だ。アホでも記憶に
残るような授業をしてやること(簡単じゃないけどそんなの)。
偏差値の低すぎる生徒に全部教えようとしないこと。応用問題なんかできるわけ
ないんだから捨てていい(ただし生徒本人が「教えてほしい」と言った場合は、
可能な限り教えてやってもいい)。応用やる時間があったら基本・計算問題を確実に
解けるようにしてやること。
たとえば二次方程式ならテキストの順に「計算→応用→まとめ」なんてやらなく
ていい。それはある程度できる奴の話だ。できない奴は計算のページだけくりか
えしてミスの原因を叩く。「ごちゃ混ぜ」にすることを忘れるな。平方完成の
問題ばかり出ていれば「今回もそれか」と考えずに解く生徒が結構多い。だから
ところどころで「じゃこれは?」とパターンが違う問題を解かせる。
それで20点の数学が50点ぐらいになったら「成果」として親も本人も納得してくれる
可能性が高くなる。それをずっと維持できれば上等。数学が2から3になった
わけだから。4をとらせるのはしんどい話だからな。
ま、生徒の点数上げたって時給があがるわけでなし、「バイトでそこまでやっ
てられない」って意見もあるようだが、せっかくなら本気出してやった方が
楽しいぜと言っておく。