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アップルのティム・クックCEOが快進撃--「社内一の働き者」「表計算シートの鬼」との評も
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アップルのティム・クックCEOの快進撃が続いている。
とくに今年に入ってからの働きぶりは目覚ましく、「八面六臂」とはこういうことをさすのか、というほどの活躍と思える。
下記の図は、そうした動きを整理する目的でつくってみたもの。
実はこれに続けて、「でも、まだまだこんなに課題も残ってるんだよね」というような原稿を書いていたのだが、その筆頭に
持ってくるつもりだったAndroid陣営との「特許戦争」(註2)についても、今週に入って「サムスンとのトップ会談で『手打ち』の
途をさぐる」という大きな方向転換の発表があった。また、中国のサプライチェーンに関する問題も同様で、先月末にフォクス
コンの労働条件・環境の改善に向けてメドをつけたと思ったら、返す刀で今度は環境汚染問題の調査対策に乗り出すという。
ティム・クックCEOについては、ずっと前に「スティーブ・ジョブズを陰で支える(もうひとりの)天才」といったタイトルの記事を
読み、また「表計算シートをつかった管理の達人で、細かな異変も見逃さない」などという逸話も目にしていた(註3)。だから、
たぶん相当な「切れ者(カミソリ)」なんだろうな……くらいに想像していたのだが、正直これほどテキパキと―それも比較的
大きな課題を次々に片付ける人とは思ってもいなかった。
同時に、その時々に「仮想敵」(あるいは揶揄する対象)を作り、ファンや社員を鼓舞するといった「派手なこと」が上手だった
スティーブ・ジョブズに比べると、本人は目立つことをしないが、それでも「音も立てずに着々と成果を出していく」というクック
CEOのほうが、競合相手や影響を受けそうな立ち場の者には余計に手強い存在かもしれない。
「カマイタチのように、知らないうちにスパッと切られているかもしれない」のは、想像するだけでも怖い。
(編集部:本文より註の方が長いため、とりあえずスキップして次ページを読みたいとい